「車検が近いのに調子が悪い」車検間近にもかかわらず車の調子が悪くなることってありませんか?悪徳な車検業者からするとお金を巻き上げる絶好のチャンスです。
車検は簡単に通すことが可能です。
整備不良をごまかして合格する方法があります。悪徳業者はこれらの裏技を使用し相場の2,3倍の費用でいい加減な車検を取得するんです。
- 強引な方法で格安車検を取得
- 高額な点検費用を支払って車検取得
中途半端に車の知識がある方このどちらかで車検と取ります。しかし良質な業者であれば低価格かつ安心した車検が可能です。
この記事ではカーライフアドバイザーの私が悪徳業者に騙されない為に実際に横行している車検を強引に取得する方法を7つ解説します。
※紹介する7つの裏技を推奨するわけではありません。
車検整備を怠ると整備不良になる
車検は愛車の状態を把握する良い機会です。無理やり車検に通す方法を紹介しますが推奨するわけではなく「悪徳業者はこんな作業をする」と参考にしてください。
- 車のことは何もわからない
- ただ安ければ良い
- 普段使えてるから壊れていない
整備不良による事故を起こす方は愛車に無頓着な方が大半です。しかし車検に無駄な整備費用を払えというわけではありません。
車検や整備の相場観を知りましょう。
車は命を奪うのも奪われるのも容易。事故を起こす前にこの記事で車の危険性を再確認してください。
【初心者向け自動車整備入門4選】誰でもできるメンテナンスを動画付きで解説 - タケノコCARS
車検項目を理解する
車検の時によくわからない整備費用を取られた経験はありませんか?ディーラーの車検では不必要な整備を行われることが多くあります。
車検の点項目を知っていれば必要な箇所だけにお金を支払うことが可能です。
車検の点検項目 | |
---|---|
項目 | 内容 |
同一性の確認 | 車検証内容に準じているか |
外回り | ライト、ワイパー等の動作確認 |
サイドスリップ | 車が真直ぐ走るか |
スピードメーター | メーターに誤差はないか |
ライト | 光量・向きが適正か |
ブレーキ | フット・パーキングが効くか |
排ガス検査 | 排ガスの量が適正か |
下回り | オイル漏れ・ボルトの緩みはないか |
自動車を安全に使用するための「走る・曲がる・止まる」の検査が車検には詰まっています。
車検をごまかすことなくクリア出来る状態なら安全に使用することが可能。それ以外の無駄な整備費用は支払う必要はありません。
【忘れがちな車検の項目10選‼】3ヶ月前に対策したい保安基準一覧
無理やり車検に通す方法7選
車検で困った時「うまく通す方法があるよ」と怪しい噂を耳にします。実際に車検をごまかす方法は実在します。
検査をごまかす方法は車検業者であれば多くの方が知っており実践している業者も少なくありません。
- 車高が足りない
- ワイパーゴムが切れた
- 排ガス量が多い
- マフラーがうるさい
- オイルが漏れてる
- スピードメーターが狂っている
- 足回りのゴムが切れている
この記事では車検基準では不合格となる上記7点について悪徳車検業者が行う裏技を解説します。
※他にも多くの裏技がありますが走行上危険を伴うため省略します。
地上高が低い
車検の検査基準では最低地上高は9cm以上と決められています。ローダウンで車高を下げている車の場合9cm未満になることも多いです。
車高のチェックは検査コース入場前に行うため、車高が足りない車はコースに入場することすらできません。
車高をかさ増しする方法 | |
---|---|
スタッドレスタイヤ装着 | 夏タイヤより厚みあり車高が上がる |
空気圧を上げる | タイヤの体積が大きくなり車高が上がる |
上記の2つの方法だと車高が少し高くなるので車検基準にギリギリ満たない車に使用されることがあります。
空気圧は通常2.4kg前後ですが車高を上げたい場合は3.5kgくらい空気圧を上げて車検を行う業者もあります。
このような方法でも車高さえ基準に満たしていれば検査コースに入場することが可能。
ワイパーが切れてる
ワイパーが上記の状態の場合は車検不合格となります。ゴム部品のため消耗品で寿命は約1年。
「検査コースに入ってからワイパーの劣化に気がついた」車検を行っているとこのようなこともあります。実は劣化して切れかかっているワイパーゴムを裂き切ると車検に合格できます。
もちろん本来はワイパーの切れた車は車検不合格ですがゴムを裂き切ってしまうと普通のワイパーに見えるので見落とされてしまいます。
排ガス基準を超えてる
排ガスの検査では年式に適合した量定められています。社外マフラーなどに交換した改造車の場合は排ガス基準への適合が難しい事があります。
「検査プローブ」と呼ばれる棒をマフラーに入れることで排ガスの量を測定します。
- アクセルを踏み込んでマフラーの排ガスを薄くする
- 検査プローブをマフラーの手前に入れ正しく測定させない
上記2つの手法を駆使して排ガスの検査をパスすることができます。
「そんなんじゃ検査クリアできないだろ」
と思うかもしれませんが車検不適合のマフラーもこの2つの方法を使用すると高確率で合格できるんです。
マフラー音が基準を超えてる
社外マフラーを取り付けている場合、追加でマフラー音も検査されます。排ガス基準と同じように年式に応じた音量に適合しているか確認します。
マフラー音の検査はマフラーの先端に「サイレンサー」と呼ばれる消音器を装着することで合法的に車検をクリアすることができます。
※下記がサイレンサーの見本画像です。
サイレンサーをボルトとナットで固定した場合は車検に通らないという説がありますが問題なく通ります。
一部の地域や車検工場などではサイレンサー付きの車検を拒否されるケースがありますが車検基準は適合するので違法改造にはなりません。
「排ガスの量も薄くなる」
と勘違いされることがありますがサイレンサーの装着では排ガスの量は変わらないので注意しましょう。
【整備初心者にオススメ】初めての自動車整備に最低限必要な工具を紹介 - タケノコCARS
マフラーサイレンサーを固定する工具は上記の記事で解説しています。
オイル漏れ
下回りの検査時に各種オイル漏れがないかもチェックされます。しかしオイル漏れは検査で見逃されることも多くあります。
「オイル漏れがあるけど車検に通るかな?」
と思っている方は杞憂になりがち。オイル漏れが多少ひどい場合も悪徳業者はパーツクリーナー等で落として車検を通します。
オイル漏れは車両火災の要因になります。これまでオイル漏れが原因の火災を何件も見てきました。
多少のオイル漏れはワコーズのパワーシールドで止めることができます。値段は高いですが安心のワコーズブランドなのでオススメ。
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スピードメーター
ホイールサイズを大きくするインチアップを行うとスピードメーターに誤差が発生します。
「ホイールをインチアップして好みのスタイルで車に乗りたい」
このように考える車好きな方も多いのではないでしょうか?
スピードメーターの検査方法は時速40km走行中にパッシングして実際の速度との誤差を図ります。
文面では分かりづらい部分もあるので参考動画を御覧ください。
- テスター場(予備検査場)に行く
- 実際の時速40kmがメーターだと何キロか調べる
- 車検の検査コースではテスター場で調べた速度でパッシングをする
- スピードメーター検査合格
※【テスター場】とは車検と同じ項目を事前にチェックしてくれる民間業者。
実際の速度とメーターの速度の誤差を正確に理解すると検査を誤魔化す事が可能。
足回りのブーツ切れ
自動車の足回りには多くのゴム部品が使われています。足回りの重要部分を保護するゴム部品を【ブーツ】と呼びます。
ブーツの中はグリス入っており、ブーツが切れてグリスが漏れていると車検には通りません。
本来の正しい処置としてはブーツ交換となりますが、接着剤で固定し車検を無理やり取得する方法があります。
- ブーツの切れた部分をシリコン系接着剤で埋める
- ブーツをつや消しブラックで塗装
- 飛び散ったグリスを拭き取る
- グリス漏れはせず車検合格
実際の検査ではグリスが漏れていなければ車検に合格するのでブーツの破れさえ塞いでしまえば車検に合格します。
ブーツで保護されている足回り部品はどれも重要箇所なので必ず修理してから走行するようにしてください。
車検整備はボッタクリ
ここまで紹介した車検を誤魔化すテクニックは実際に悪徳車検業者が実際に行っている手法になります。
私自身車検場でこのような誤魔化しを数多く見てきています。
問題なのは車検は命に関わる重要な検査にも関わらずこのようないい加減な業者が大勢いること。悪徳業者はこれで高額な車検費用を請求します。
- 悪徳業者に低価格の車検➔必要ない
- 無駄な高額な車検整備➔必要ない
➔相場を知り目的に合った車検を適正価格で行うべし‼
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これまでは高額な費用を支払って車検で失敗する方が多くいました。車検業者を探す方法が今では多くあります。
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